お店屋さんごっこの結果発表

何屋さん売上経費利益販売個数1人あたり利益
中1小4 光るおもちゃ37,40013,01324,3871284,064
ポケモンカードくじand絵本屋さん6,4309005,530652,765
コロッケ53,25031,12022,1302902,000
小4・3名、小2・1名、小1・1名5,1001,5003,60051720
チョコバナナ103,50047,45756,0434189,340
フェイスペインティング51,00064050,36010250,360
小6 型抜き屋59,00016,16842,83270021,416
小3 ポテト120,00033,00087,00040053,000
小2 スーパーボール&ヨーヨー釣り133,25020,000113,25050037,750
小5 吹き矢62,4007,09855,30220818,434
小4小6 かき氷 光るジュース90,14645,26745,1732547,528
焼きそば84,95424,59460,35625015,000
やきとり屋さん188,40093,36596,00040024,000
社会人 豚汁、ジュース73,70048,33525,3651905,073
全店舗合計1,068,530382,457687,3283,956251,450
全店舗平均65,58919,65145,96428318,852

イベント全体で100万円をこえる売上になりました!みなさんの集客のたまもの。

  • 城山さんと小池まゆみが各学校を駆け回りチラシ配布を打診。学校の配布物として、チラシを入れていただいた。
  • みなさんが友人をさそい、友人がたくさんきてくれた。

そんな成果じゃないかと思います。

お客さんたちは喜んでいましたか?ガッツリ仮装して盛り上がっているお客さん。お祭りより安いお値段で買い物できて得した気分なお客さん。初々しく、ホスピタリティあふれる接客で楽しませようとする素敵な店員さん。お祭りには見ないような変わったお店。プロのお祭りにも負けないお店たちだったのではないでしょうか?

目次

売上トップ5

何屋さん売上経費利益出店回数
やきとり屋さん188,40093,36596,0002
小2 スーパーボール&ヨーヨー釣り133,25020,000113,2505
小3 ポテト120,00033,00087,0005
チョコバナナ103,50047,45756,0431
小4小6 かき氷 光るジュース90,14645,26745,1731

売上トップ5を見ていきましょう。

1位:準備段階から盛り上がっていた焼き鳥屋さん

完成度高い。炭火のにおいもよかった。

焼き鳥屋さんがダントツの1位でした!前回、花火大会内のお店やさんごっこでは光るおもちゃ屋さんをやって、大いにイベントをもりあげてくださいました。

今回はその経験を活かして、販売個数、ディスプレー、焼鳥の実験など、準備段階もかなり楽しんでやっていたそう。チームのライングループは各人が意見を出し、こんなのどう?作って見たんだけど、とものすごく活発にやりとりをされていました。

当日も、用意した個数に足りなくなるであろうことに昼頃に気が付き、買い出し・補充し、売る気満々。

炭火焼きで焼いていて、こだわって作っていました。

帳簿を作る、売上-経費=利益という商売の概念を教える、など親御さんが子供に伝えたいことが明確にあって、それを実践されている感じも素敵です。

2位:前回と同じヨーヨー釣りをあえて選んで改善で勝負したヨーヨー屋さん

看板の高さと、ライティングが素晴らしかった。

前回花火大会でヨーヨーつりをやり、いろんな改善点が浮かび上がったヨーヨー屋さん。前回の反省点はヨーヨー製造が間に合わなかったこと。

ヨーヨーづくりを2人体制にして、フロントは子供中心。バックで大人がひたすらヨーヨーを作りまくる。また前日に100個ヨーヨーを事前制作するなど、PDCAが回っています。

また、今回の勝因はスーパーボウルすくいも用意したこと。スーパーボウルを用意したことの何が良かったかというと

  1. 事前準備不要(ふくらませなくていい)
  2. スーパーボウル+ヨーヨーのセット 500円で単価アップ

です。

2割のお客さんがセットを頼んだそうなので、大きく単価アップに貢献しました。

スーパーボウルはポイがかなり頑丈で、20個とるお客さんもいたそうで、すぐにポイが破れて楽しめないお店と比べて、こんなにとれてスゲーと大喜びしているお客さんもいたそうです。

マイクでたくさん取れることをアピール材料にしていたりもしました。

みなさん、前回と違う店をやりたがりますが、同じ店で改善を重ねながらやるのは改善力を高めるいい練習になります。

3位:胆力・行動力・アイディアが秀逸なポテト屋さん

右下ポテトがすごい。しかも他人から譲り受けて制作労力ゼロ!

以前、館山駅でお店屋さんごっこをやったときの成功体験をいかし、フライヤーを買って挑んだポテト屋さん。

  • 直前にあったたまたまた保育園の運動会でみつけたおっきいポテトの飾り(全長1m超え)を先生と交渉してもらってくる。
  • 白浜の友人に声をかけて、友人をかなり動員した。
  • 400食用意と強気の事前準備(追加買い出しにいかなくてすむので、手間が減る)
  • ポテトの形をしたかわいいポテトくじ。10人に1人あたりが出るというお楽しみ要素もある

など行動力、胆力、アイディアで売り上げた感じです。

小中学生に、数字を見せると、表面的な事象に着目して、ポテトが売れる、スーパーボウルが売れる、やきとりが売れると何屋だったら売れるかという話になってしまいがちですが、そうではないです。

  • ハロウィン前日に、明日これだけお客さんが来ると予想して、事前に400食仕込めるか?
  • たまたま参加した運動会でポテト屋さんに使えそうなグッズが会ったとして、先生と交渉して貰えないか頼めるか?
  • ただのポテト屋さんではつまらないから、くじ引きをつくろう。それもポテトの形のくじだったらかわいくない?と考えられるか。

背景にどんな努力があるか。工夫があるか。本質はそこにあったりします。(ちなみに過去やった焼き鳥屋は全然うれてなかったですし、スーパーボウルも売れてませんでした。何かなのか、ではないですよ。)

あえて反省点を揚げるとしたら、準費したフライヤーが火力不足で、揚げるのに時間がかかって大行列になってしまったことでしょう。でも当人たちはそこも理解しているでしょうから、次回どういう形で改善してくるのか楽しみです♪

4位:中2女子たちのセンス、努力、バックアップする親御さんたちのあたたかさが光ったチョコバナナ屋さん

右下のチョコバナナの写真がかわいすぎる

塾の授業が終わったあとに残って看板をつくったり、土日に集まって実際にチョコバナナを作る実験をしたり、八幡のまつりで実際にチョコバナナを買ってみて研究したりと、フワーっとしているように見える女子たちですが、研究・改善・準備をかっちりやって、女子らしい可愛いセンス(僕にはありません)が小さいお子さんたちのハートをがっちりつかんでいたチョコバナナ屋さんでした。

準備段階から誰よりも質問が多く、真剣に、具体的に考えているのがチョコバナナ屋さんでして、こちらもそんなこと考えてなかったなーと気が付かされることが多かったです。

(その質問の回答を、webページを作って皆さんに共有しました。つまり、全体のレベルをあげることにも間接的につながっているのです。)

失礼ながら、チョコバナナってそんなに売れるのかな?と思っていましたが、爆発的に売れて最初に完売。追加分も売り切って完売。

1~3位の店は経験者たちですが、完全に初参加でのこの結果はすごいですね。

次回も改善策をほどこして同じ店で勝負したら、今回の2倍は売れるんじゃないかと思います。楽しみにしています!

5位:店作りのクオリティの高さ、仮装のレベルの高さ、楽しいかき氷、光るジュース屋さん

店のクオリティがハンパじゃなく高い!

「海の家が閉まって、余ったシロップをもらってきたんですよ~」→なるほど-!

そうやって材料費を抑えてやっていたかき氷+光るジュース屋さん。季節外れ、寒くない?そう思った方もいたと思いますが、温かいもの食べたら冷たいものも欲しくなるのが人間。

店舗全体にバリエーションを増やす役回りとして、貢献してくださいました。

飾り付けや、店員さんの仮装のレベルの高さ。可愛さ(大人も含めて)は郡を抜いていました。

大人たちが楽しそうにお店を回している姿は、家族で楽しむぞって感じをうけてとても良かったです!

イベント全体を盛り上げたわたあめ屋さん

オレンジと緑のスカート。わたあめ屋さん、1店舗にとどまらず、イベント全体を見渡す支点がさすがのわたあめ屋さんでした。

となりの吹き矢、焼きそば屋さんも気にかけて、盛り上げにいく。店舗オーナー(わたあめやさん)の視点をこえて、イベント運営者の視点をもってうごいてくださいました。

前日に急遽作ってくれた焼きそば屋さん

イベント全体に炭水化物がないことになり(元々あった焼きそば屋さんがドタキャン。オーマイガー。よくある。)、急遽作り上げた焼きそば屋さん。機材の貸出、材料の仕込み、当日の運用、そして片付け。本当に感謝しています。

コロッケ屋さんの中学生もヘルプで販売をしてくれてありがとうございました!

独自性の高さ、お客さんの盛り上がり度No1の吹き矢

制作ちゅう

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