露店はライブ感

露店の楽しさってなんでしょうか?ライブ感だと思います。

  • その場で作っている様子が見れる
  • できたてのものが食べられる

それが露店の良さですよね。

焼き鳥屋さんを想像してください。

今やコンビニでも売ってますし、コンビニ焼き鳥もかなり美味しいです。

露店が勝てるポイントはどこでしょうか?

その場で炙ってふわ~っと美味しい臭いがしてくる。

香ばしい炭の香りとタレの香り。

ちょっぴり焦げがあり、レンチンには味と食感。

並んでいるときにワクワクしながら並ぶ感じ。

ちょっぴり並ぶのすら、コンテンツの一部になっているはず。

なので、目に見えるところで調理をしてほしいです。

そして調理をしている姿が映えるようにすると良いと思います。

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作って3分で廃棄したフライドポテト屋さん

JR館山駅の100周年記念イベントで行ったフライドポテト屋さん。

そこで売上・利益No.1だったのはフライドポテト屋さん。

揚げたてを提供するために、作って3分で廃棄していました。

※廃棄=店員が食べる。周りの店にあげる。お客さんには出さないってことです。

だから常に揚げたてのサクサクポテトが食べられました。

ポテトってシナシナだと美味しくないですよね。

美味しすぎて何度もリピートして、4回リピートしてくれた少年もいました。

せっかくの露店なのに作りだめてあるたこ焼きを渡されたらがっかりします。ちょっぴり冷めていて。

クオリティにこだわって、ライブ感、味にこだわって、ぜひお客さんに喜んでもらえる商品を提供してくださいね!

問題は回転

作り置きをしないとなると問題は回転になります。お客さんが一気にたくさん来たときに、一気に作れる体制がないとお客さんを逃します。

例えば、前回のフライドポテト屋では1~2分程度で15食あげられるだけの力のあるフライヤーがありました。ガスを使った業務用のフライヤーです。なので、常にできたてを提供できました。

でも、3分で5食分しかあげられない設備だとなかなか揚げたてを提供するのは難しいです。

量をさばけない設備だと、焦って生焼けで提供したりと、商品作りが荒くなります。

ピークを想定して、たくさん作れる準備をしておくと、余裕を持って質の高い商品を提供できます。

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